金城大樋川(カネグスクウフヒージャー)
『水のいまむかし』沖縄水の研究会よりp29

首里金城町石畳道の坂の中腹西側に接する共同井戸である。

断崖の下に湧き出る地下水を2つの石のかけ樋に導き、樋の下に広さ10Fの半円筒形の石積み地下貯水池を設けてある。3方は土留の高い石積みが施され、とりわけ背後の崖は4段に分けて堅固に積み上げれれている。井戸端は石敷されて広場となり、南側に排水溝を設けている。

(那覇市の文化財1989年3月 那覇市教育委員会より)

コンクリートの建物を撤去し、水道管を見えなくした。

貯水池は水深約1mあり、以前は、危険防止と、アヒル等の家畜が飲み水を汚すために、コンクリートの囲いが設けられた。その貯水池に玉石を入れ水深を浅くしている。南側に排水溝の横に、地下タンクを設けそこから各家庭に水を引いている。

掲示板を小さく、石垣の壊れたところを補修しました。