勾配屋根の打設報告

7月13日に沖縄市比屋根で、スランプ8センチ以下での最上階のコンクリートを打設しました。

沖縄は、梅雨が空けて暑く、これからの打設が大変です。

見学者は、名古屋から東海ビルドさん4人と、ファイブデメンションさん5人が来られました。

15度の勾配屋根、外壁は打ち放しです。

外壁面が打ち放しなので、思いきってパラペットまで打ち込みました。

スラブ側に足場板をおいて、吹き出し防止を考えていたのですが、実質6センチ程度のコンクリートは、

流れていかなく効いていないので、外しました。

20センチ@の後方バイブレーターと再振動も思ったより流れなくしっかりと突けていました。

15度のスラブ面は、勾配の下から、コンクリートが流れないようにして足で止めて、

バイブレターを入れて締め、上端鉄筋が埋まる程度の高さで少しずつ上に登っていきます。

 40分程度で、粗骨材をまき、足踏みをして締め固め、

ベニヤ板の上に載り抑えながら20センチ@で再振動締め固めをします。

コンクリートが、多少流れていきますが、今回は、コンクリートの硬さがちょうど良く、

ベニヤ板が効いていて、予定の高さになりました。熊手で下から上に上げる事もありませんでした。

再振動締め固め 

その後から、土間屋さんが仕上げていきます。

カンカン照りで、表面が乾燥しているので、ジェッターで散水して霧雨を降らしています。

左官の仕上後は、ビニール養生で修了です。

打ち放しなので外側の型枠からスコールの雨等の水が入らないようにしています。

30-8-20-N (有)コザ生コン工業

スランプ8センチ 36m3(最上階15m3、一階土間21m3)

筒先に50ミリバイブレーター3台+40ミリバイブレーター2台。

再振動長柄の40ミリバイブレーター1台。

壁用バイブレーター2台。

                  根路銘 安史

          現場担当/写真  水上  浩一

        施工:平良建設 現場代理人 疋田拓也

          打設   南栄開発 森本誠チーム