読谷村大湾の住宅完成見学会を終了しました。 ・丸い筒状の形をした平屋の住宅ですが、平面は表座裏座のある民家を思わせるプランとなっています。 ・外部「コンクリート打放仕上、断熱赤瓦葺き」 内部「天井・壁:コンクリート打放し仕上/床:杉+柿渋塗り仕上」 内部の木部は、柿渋で仕上げています。 ・家主が、家族・親戚・友人たちと一緒に木の柿渋を塗りました。 日時: 6月 14日(土)13時〜19時 場所:読谷村大湾 *見学を希望される方は、13日(金)までにメールにて、住所・氏名・連絡先・参加人数を明記の上、お申し込みください。 申込後、建物の案内図を添付致します。 分からない場合は、ご連絡下さい。 *見学会では、建物内部/外部とも汚さないように、見学お願いします。 『ひび割れのないコンクリートのつくり方』を実践。 コンクリート30-8-25-N 細骨材率38%で打設しました。 アトリエ・ネロ 098-889-0103 |
良質なコンクリートとは? 密度を高めるほど良質で、露出面の密度が耐久性を決定する 配合計画(耐久的コンクリートを構築) ・水セメント比50%以下 :強度・耐久性を確保する ・スランプ12センチ以下 :材料の分離を抑える ・単位水量170kg/m3以下 :乾燥収縮ひび割れを抑える ・細骨材率40%以下が目安 :耐久性を高める |
スランプ8センチ 細骨材率38% 今回配合計画書では、水の量147kg JIS企画品との比較1m3あたり スランプ8センチの水の量161kgと14kgの差。 スランプ12センチの水の量168kgと21kgの差。 スランプ18センチの水の量181kgと34kgの差。 1m3あたり最大で34kg水が絞れたことになる。 その水が、ピンホールや、水ミチ等の悪い部分を生み、または、上部のスラブ部分等に集まり、実質のコンクリートの強度差を生み出す。 今度は、粗骨材を比較してみる1180kg スランプ8で1004kg、176kgの差である。 スランプ12で996kgと、184kgの差である。 スランプ18で942kgと、238kgの差である。 1m3あたり最大で238kg増え、粗骨材が多く入ったことになる。 水が少なくなり、骨材が多くなっている事がわかる。 今度は、密度を比較してみる2356kg スランプ8で2340kg、16kgの差である。 スランプ12で2330kgと、26kgの差である。 スランプ18で2288kgと、68kgの差である。 1m3あたり最大で68kg増え、密度が高くなった。打設時に、バイブレターによる締め固め、足踏みによる密度を上げる事により、全ての箇所で2400kg/m3以上にもっていきたい。密度が高くなって品質の良いコンクリートとなる。 30-8-20-N 細骨材率38%との比較
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ひび割れのないコンクリートのつくり方の実践
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