宜野座村で完成した住宅の見学会を予定しています。

大きなコンクリート土間空間と畳敷きの広間のある、

のびのびとした開放的な住宅です。

 外部はコンクリート打放し、内部は杉材を使い、

壁には琉球漆喰(施主施工)を塗っています。 

太陽光発電を使用、屋上は緑化もしています。

 

*見学を希望される方は、29日(金)までにメールにて、住所・氏名・連絡先・参加人数を明記の上、お申し込みください。

案内図を返信します。

日時:11月30日(土曜日) 午後1時〜5時

場所:宜野座村松田

『ひび割れのないコンクリートのつくり方』を実践。

スランプ8センチの硬いコンクリートで打設しています。 

*見学会では、建物内部/外部とも汚さないように、見学お願いします。

アトリエ・ネロ 098-889-0103

ひび割れのないコンクリートのつくり方の実践

*水の少ない硬い生コンを使用する。

*硬い生コンをイブレーターで液状化させながら蜜実に充てんする

再振動やタンピングで水や空気を追い出す

打ち継ぎ部を処理して一体にする

*脱型後も養生をして水の蒸発を防ぐ

(岩瀬式打設方法)より

宜野座村松田で、スランプ10センチ骨材率38%での1階躯体コンクリート打設見学会を終了しました。

見学希望者は、住所/氏名/参加人数/電話番号を

11日までにメールにて申し込みお願いします。

案内図を返信します。定員10人(先着順)

日時:8月12日(月曜日) 午前9時〜

場所:宜野座村松田

*ヘルメット持参して下さい。

*足踏みを体験したい方は、長靴も持参して下さい。

*見学会では、現場の職人の迷惑にならないように、見学お願いします。

*駐車場はありません、(近所迷惑にならないように各自の責任で路駐)。

*天候や、作業の進行状況によって日程の変更がある場合があります。

御了承お願いします。

スランプ8センチの硬いコンクリートで打設。 

アトリエ・ネロ

098-889-0103

                  根路銘 安史

             現場担当  吉岡 雄一郎

        施工:内盛産業 現場代理人 疋田拓也

良質なコンクリートとは?

密度を高めるほど良質で、露出面の密度が耐久性を決定する

配合計画(耐久的コンクリートを構築)

・水セメント比50%以下    :強度・耐久性を確保する

・スランプ12センチ以下    :材料の分離を抑える

・単位水量170kg/m3以下    :乾燥収縮ひび割れを抑える
・単位セメント量320kg/m3以上 :ガラス質を確保する

・細骨材率40%以下が目安   :耐久性を高める

スランプ8センチ 細骨材率38%

今回配合計画書では、水の量147kg

スランプ8センチの水の量161kgと14kgの差。

スランプ12センチの水の量168kgと21kgの差。

スランプ18センチの水の量181kgと34kgの差。

1m3あたり最大で34kg水が絞れたことになる。

その水が、ピンホールや、水ミチ等の悪い部分を生み、または、上部のスラブ部分等に集まり、実質のコンクリートの強度差を生み出す。

今度は、粗骨材を比較してみる1180kg

スランプ8で1004kg、176kgの差である。

スランプ12で996kgと、184kgの差である。

スランプ18で942kgと、238kgの差である。

1m3あたり最大で238kg増え、粗骨材が多く入ったことになる。

水が少なくなり、骨材が多くなっている事がわかる。

今度は、密度を比較してみる2356kg

スランプ8で2340kg、16kgの差である。

スランプ12で2330kgと、26kgの差である。

スランプ18で2288kgと、68kgの差である。

1m3あたり最大で68kg増え、密度が高くなった。打設時に、バイブレターによる締め固め、足踏みによる密度を上げる事により、全ての箇所で2400kg/m3以上にもっていきたい。密度が高くなって品質の良いコンクリートとなる。

30-8-20-N 細骨材率38%との比較

種類 30-8-20-N

細骨材率38

30-8-20-N 30-12-20-N 24-18-20-N
セメント 327 346 361 318
147 161 168 181
細骨材(海砂) 421 249 242 593
細骨材(砕砂) 281 580 564 254
粗骨材 1180 1004 996 942
水セメント比 45.0% 46.5% 46.5% 57.0%
細骨材率 38% 45.7% 45.2% 48.1%
30-8-20-N細骨材率8%との比較
セメント 0 19 34 -9
0 14 21 34
細骨材(海砂) 0 -299 -283 27
細骨材(砕砂) 0 300 283 -27
粗骨材 0 -176 -184 -238
2356kg/m3 2340kg/m3 2330kg/m3 2288kg/m3

ひび割れのないコンクリートのつくり方の実践

*水の少ない硬い生コンを使用する。

*硬い生コンをイブレーターで液状化させながら蜜実に充てんする

再振動やタンピングで水や空気を追い出す

打ち継ぎ部を処理して一体にする

*脱型後も養生をして水の蒸発を防ぐ

(岩瀬式打設方法)より